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オタク、VTAわかんないその2

つい先日、といっても約1か月前のことになりますがバーチャル・タレント・アカデミー(VTA)で配信していたアカデミー生のアーカイブが削除され、同時に公式HPでの在校生リストなるものが公表されていたわけですが、
それから1か月経った8/3に再びの動きがありました。

vta.anycolor.co.jp

詳しくは上記のリリース見てほしいんですが
「この度、VTA2期生、3期生、4期生のうち一部のメンバーにおいて、情報管理の徹底を含む当社がVTAに関して定めているルールへの違反が確認されました。
これを受け、該当するVTAメンバーへのプログラムの提供を終了いたしました。」とのこと。
先週、本来配信再開予定だったのが諸事情で延期になった時もざわついてはいましたが、おそらくはこの件に関する対応もあってだったのかと分かったわけです。

とはいえ個々の諸事情でぼやかしている部分があるゆえに更なる謎が発生している部分もあり、そこについて自分の整理も含めてまとめておきます。

アーカイブ・在校生リスト変化状況

上は7/3の時点でVTAに名前があったりアーカイブが残っていたメンバーのリストになりますが、彼らの7/3以降の「アーカイブの有無」「在校生リストにいるかどうか」の状況をまとめたものになっています。
基本的に在校生リストに名前がなければアーカイブが消えているので状態としては「アーカイブ有+在校生」「アーカイブなし+在校生」「アーカイブなし+非在校生」の3種。
8/3~の列で緑→オレンジに変わっているのが今回アーカイブ削除+在校生リスト除外となったメンバーですが、VTAからのリリースのとおり、2・3・4期生からそれぞれ一気にアーカイブと在校生リストから削除されているアカデミー生がいます。
リリースの文言を見ると、この13人に関しては各日に規約違反があったのだと考えられます。

疑問1:何を違反したのか

まず疑問となったのは「どういった違反だったのか?」という点。
情報管理の徹底を含む」をあるあたり何かしらの機密情報を漏らしてしまったということだとは思いますが、それにしては人数が多すぎる。
例えば故意に明らかな機密情報を外部に漏らすのであればもっと少ない人数だったのでは?と思うわけです。
2・3期生については1,2人ですのでそういうこともあり得る気はしますが、4期生に至っては過半数が該当とありそういった類のものではないのではと思ったりもします。
仮説として考えたのは、情報管理についてグレーな状態が常態化していたのではないか?という点。
例えばレッスン内容であったりの機密度が低い情報について外部などに漏らすことが常態化・黙認されていたとすれば、入ったばかりの4期生も対象になっていることに理由がつき、これを発端として重大な情報の漏洩の発覚からその状態が問題視され、管理が厳しくなったために一斉に規約違反となった、という仮定。

こういった仮定をしたのは、重大な機密が漏洩していたのであればもう少しオタクが騒いでいてもおかしくないはずでは?というのもあります。
少なくとも私はそういったデビューやVTAに関するリーク情報は見かけてはいないし、こうして大事になった今も「これがそれだったのか」というのは現状見かけていない。
もちろんそれ以外にも情報漏洩にやり方はあると思いますが、その可能性については後述しましょう。

疑問2:元々アーカイブがなかった在校生の行く先

次の疑問、というか正直言うと今の私の関心事項はこっちなのですが、「元々アーカイブ削除されていたメンバーの扱い」について。
上述の図のように2期生の一部の6人は7/3時点で「アーカイブ削除+在校生」という立場にありました。
この状態について以前私は「これがデビュー準備中の合図ではないか」と仮定しました。
常々VTAに関してはアーカイブ削除後デビューするもの、音沙汰がないものと混在しており、そこについてもうすこしなんらかの合図が必要なのでは?と思っていたため、これがその解答なのだと思ったわけです。

ですがその6名も今回で在校生リストからの削除を受けました。
解釈の仕方によっては「今回リストから削除された”全員”が規約違反者」と見れるんですが、今回のリリースには「VTA2期生、3期生、4期生のうち一部のメンバー」とあります。
このVTA2期生の定義がどこまで広いのかにもよりますが、8/3に削除される前に残っていたメンバーだとすれば「在校生リストに残っていた2期生の一部」ともとれるわけです。
実際に3・4期生もリストに残った人はいるわけですし。
そういう意味で「元々アーカイブ削除されていた2期生(のうち一部)は規約違反ではないのでは?」と希望を持っているわけです。
とはいえこれに関してはかなり楽観的過ぎるか、という感じもするのでどうなるかはわかりませんが。

正直言うとデビューが近づいたからこそ情報漏洩をしてしまう可能性はより高いとも言えますし。
とはいえVTA1期生の口から「デビュー後はVTA生との連絡はできない」と公言されているように、これに関してはかなり厳密に言い渡されているとも見えるので、逆にデビュー準備組(仮)は大丈夫か?と考えたり。

(追記)
改めていろいろ考えてみると7/3時点でアーカイブの意味削除された6人についての処遇については「全員が退学」「一部が退学」「全員卒業」の3つだとは思われるが、後者2つに関しては現状の対応が不思議なことになる。
「全員が退学」であれば退学=在校生リスト削除と一貫した対応がとられていることになる。
一方で「一部退学」「全員卒業」の場合はいずれも、卒業者が退学者と同様の処置となったことになる。
これが上記のような混乱を招いているわけですが、これについて「違反者が特定されないようにするため」とする意見も見られますが、そんなこと言っても7/3アーカイブ削除組以外の面々は今回の違反による退学になったのは明らかですし、
また卒業者がおり今後デビューがあった場合に「つまりデビューがなかったものが違反者である」と断定されてしまうわけで、そういった意図があったとしても効力がないんじゃないかと。

そういう意味では「全員退学」という可能性の方がしっくりくるのかもしれない、と思って憂鬱になっています。
もちろん7/3アーカイブ削除組は「デビュー直前のためリストから削除となった」と考えることもできますが、同タイミングで行った理由がわからないことや、
(リストができていこうのデビューがないので不確定ですが)従来のデビューではアーカイブ削除当日にデビュー発表の形式があったので、それと同様にリスト削除と同時にデビュー発表がないのが違和感というのもあります。
まぁ今回のようなニュースがあったため同日にデビュー発表は避けたいのでそれはないのだと思いますが、それであればリストに残しておいてもいい。
実際アーカイブ削除リスト残しという状態を作ったのは「デビュー予備軍である」というメッセージだったとすれば、今になってその手法をやめたことに納得がいかないわけで。

またちょっと心配しているのは、6人がデビュー準備中だったとしても、6人同時がデビューしなければ、例えば男性・女性ユニットなど分かれてタイミングをずらした場合、上述の理論で後発ユニットのメンバーは退学者であると推測されかねないことも考えられます。
果たして6人同時デビューをするのか?というところもまた疑問なところです。

(追記終わり)

まとめ

というわけで思わぬ知らせに仕事も手につかない状態でまとめました。
こうなってくると本当にデビューするまでわからない状態になったので怖いですね。
今回のことに関してはかなりショックであり、ここまで一気に退学になるということは情報共有の仕方など事態に問題があったのでは?という感じもあり(実際運用体制について刷新するような文言がリリースにもある)、気が滅入っています。
一方で先週から続いていた違和感への回答がなされたという面や、情報管理というデビュー後こそ重要になることについて、かなり荒療治ですが対処されたという面もあります(実際ここ最近でも情報漏洩で何人も引退しているわけですし)。
そういうフィルタリングが、本デビューして本格的に動き出す前に行われた、と考えられるわけです。

とはいえ一観測者としてはこうなる前になんとかならなかったのか、あと上述のデビュー準備組(仮)はどうなっているのか、再発防止策はちゃんとなされるのかなどが気になるとこではあります。
いずれにしても眠れない夜と仕事が手につかない昼が続きそうです。