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オタク、VTAわかんない

にじさんじのオタクの一部界隈で名をとどろかせる謎の組織バーチャル・タレント・アカデミー略してVTA
最近になってようやくHPがうさん臭くなくなったと話題の組織ではありますが、いまだにその実態は謎に包まれています、というか最近になって謎が二つも増えました。
そんなこともありちょっと普段観測している界隈がにわかにざわついているのでまとめと私見を述べようと考えた次第です。

とはいえまず最初に言っておかなければならないのは、VTAが「ライバーになる前の練習生段階」であることと「デビュー時にはアーカイブがVTAチャンネルからは削除される」という性質があるために、デビュー後のライバー(特にVTA発足以後)にVTA時代がどうのと言及するのは、禁忌とは言いませんがあまり行儀がよくないとされる状態にあります。
もちろんVTA時代が黒歴史というわけではありませんが、常に新たなファン層を獲得していかなければならない彼らにとって、「新規層が知ることのないモノで盛り上がる内輪ネタ」は避けたいという状態はあるわけです。
そういうこともあり、配信などではあまりその辺を言及しないことがマナーとされている感じのようです。

とはいえオタクは真相を求め、根拠のない考察と仮説を繰り広げるものですので、早速やっていきましょう。

 

VTAの謎①『非VTA生の経緯』

2021年6月からプロジェクト開始したVTA。
その後、2022年にはRanunculus(先斗寧、海妹四葉、天ケ瀬むゆ)とVOLTACTION(風楽奏斗、渡会雲雀、四季凪アキラ、セラフ・ダズルガーデン)の2ユニットが「VTA卒」としてデビューしました。
この2ユニットの間には壱百満天原サロメという例外もいましたが、2ユニットが所謂VTA生、ここでは「VTAチャンネルで一定期間配信を行っていた者」とします、のみで構成されていたことから「以降のにじさんじライバーは全員VTA生を経由してデビューする」という仮説が立てられました。

しかし2023年、1月にデビューしたIdiosにはVTA生(鏑木ろこ、石神のぞみ、倉持めると)以外にも4名(小清水透、獅子堂あかり、五十嵐梨花、ソフィア・ヴァレンタイン)のライバーが含まれており、
その後デビューしたMETCHATU-AでもVTA生(佐伯イッテツ、宇佐美リト、星導ショウ、小柳ロウ)と非VTA生(赤城ウェン、緋八マナ、叢雲カゲツ、伊波ライ)の混合でデビューをしています。

ここで発生した謎は「この非VTA生はどこからやってきたのか?」という問題だったわけです。
これについては推測しかできていなかったわけですが、先日行われた伊波ライの雑談において「VTAのオーディションに応募した*1との言及があったわけです。
実際に現在にじさんじのライバーに関連するオーディションについてはVTAのオーディションしか存在せず、デビューするにあたってオーディションに相当するものはみな受けているでしょうから他の非VTA生のライバーに関しても伊波と同様の経緯を経ている可能性はあります。
もちろん各人から語られるまでは経緯は未確定とするのが妥当でしょう。

これに関連する情報としては、VTAオーディションにはいくつかの種類があることが挙げられます。
第1回及び第2回の募集では「学生・未経験を問わず」という形での募集となっていましたが、
その後第2回・第3回では追加で配信経験者限定募集が行われ*2、第4回と第5回の間には別枠としてバーチャルアーティストの募集*3があったりもします。
そう、Idios以降でデビューが始まったVTA2期生のタイミングに配信経験者応募が始まっているため、Idios以降の非VTA生ライバーに関しては配信経験者限定応募に応募し、合格した人々ではないか?という感じはします。

以下少し忌避される内容なので反転
もちろん「通常のオーディションを受ける→経緯などを鑑みてVTA生活動なしでデビュー」という経緯もあり得ますが、
VTA3期生の中にも別所で活動をしていたのではないか?という人がいたという話もあるので、配信経験者だからと言って選別されてVTA生活動なしへ、となるとはあまり考えづらいので。
反転終了

というわけで非VTA生について判明しているのは以下2点

  • 何かしらのVTAオーディションを受けている(仮)
  • VTA生として配信活動せずデビュー

となるわけですがそうなるとわからないのが「オーディション~デビューまでの期間に何をしていたのか?」という点。
上述したようにVTA生は配信活動を行っているわけですが、彼らの言及を見るにほかにも座学やダンス・歌・演技のレッスンがあるようです。
現状のにじさんじライバーは普段の配信活動以外にもライブやイベントなどで歌って踊って演技して、という場が少なくないわけです。
だからこそ、本当にゲームだけでやっていくんだというタイプ以外はそういったレッスンは受けておくに越したことがないわけで、だからこそカリキュラムにも入っているわけです。
さらに座学で言えば昨今重要なコンプライアンスの授業もあると聞きますし、それも重要なわけです。

ということを踏まえると非VTA生のデビュー前について「単純に待機・準備期間」という可能性と「配信こそしないものの座学・レッスンを受けている」という可能性はあるかなと考えています。
後者に関してはそこまでしたら配信もしたらいいのにって感じもありますけど、現状のVTAでの配信がゲーム実況などできない形式である以上、デビュー後にあまりやらない形態で配信練習をしても・・・という感じはあるので、配信練習が不要であればしなくてもよい、という判断はありうるのかなと。
逆に言えば30分ゲーム縛りのスタイルをデビュー後も行う予定があるのであれば、デビュー前に自分を宣伝する効果事態はVTA配信にあるとは思うので、そういう人は居そうですかね。

 

VTAの謎②『VTA生~デビューの狭間』

今割と最もざわつかれているであろうことですが、先日VTAチャンネルで配信をしていた12人のアーカイブが消去されました。
これまでの元VTA生は例外なくVTAチャンネルでのアーカイブ消去後にデビューをしているのでそろそろデビューするんじゃ?となっているわけですね。
よく言われているのは「来週VTA配信が休みなので告知が来るんではないか?」という話ですが、可能性は否定しないもののその法則性は既に破れているんですよね。

画像

上表はRanunculus~DyticaまでのVTA生のデビューに関連した情報をまとめたものですが、御覧の通りRanunculusとVOLTACTIONはVTAの配信休みにデビューしていますが、その後のIdios/Oriens/Dyticaについては普通にVTA配信がある週にデビューしています。
さらにアーカイブ削除後のデビューについては直後の場合もあれば3か月近く待たされるケースなどもあり、決まった法則がない感じもあり。
さらに言えば、悲しいことにアーカイブが削除されたまま音沙汰がない元VTA生もおり*4アーカイブ削除が起きた場合でも決して楽観視できる状態ではないわけです。

そういうわけでかなり心休まらない日々が続くVTAファンなのですが、冒頭で紹介したVTAのHPリニューアルの際に新たな情報として『在校生』なる括りが登場したのです。
文字通り「VTAに所属している人物」という定義が正しいと思われますが、この在校生一覧には現在も配信をしているVTA生に加え、アーカイブが削除されたVTA生も含まれているのです。
アーカイブ削除された12人のうち在校生として表記されているのは青桐美星乃、鬼伏千隼、九埜織人、立伝都々、露嵜つゆ、未来丹音羽の6人、
対して在校生表記がないのは御子柴仁、メアノ、暁レイヤ、瀧山グングニル、媛守エリカ、水町ナコの6人。
これまでは「アーカイブ削除」で一括りされていたものの中に生まれた新たな分割の意味は何なのか?が気になるわけです。

これに関しては個人的には「ステップの前後に過ぎない」のと「デビューへの分岐」の二つがあるかと考えています。

アーカイブが有り、『在校生』リストへの表記がある状態を一番左に示して各パターンでのにじさんじデビューまでの流れを示してみた図です。

パターンAに関しては、一直線になっている通り「VTA生がデビューに至るまでにアーカイブ削除→在校生リスト削除の段階を経る」としたものになります。
この観点で言えアーカイブがなくと在校生リストに名前がない御子柴ら6人がデビューに近いが、青桐ら6人もその後にデビューの可能性があるということになります。

対してパターンBに関しては、同じアーカイブ削除が起きた12人の中で「『在校生』リストでの名前の有無でデビュー準備中か卒業かが分かれている」としたものになります。
この場合では在校生リストに名前がある青桐ら6人がデビュー準備中で、御子柴らに関してはデビュー予定になくVTAを卒業したということになります。
分岐に関しては逆パターンもあるとは思いますが、さすがに在校生として載っている人の方がデビューから縁遠いというのは養成所としてないかなぁ、という次第です。

正直パターンAの方がVTAを追っているファンにとって都合がよいのは確かなんですが、事実VTAも発足当初から「アカデミーで学び、所属中に才能が認められた⽅は弊社所属のタレントとしてデビューしていただけます。」と宣言しているわけで、どこかで脱落者が出るのはあり得るでしょう。
とはいえパターンBについては、これまでアーカイブ削除後確信がないまま「デビューするのか?しないのか?」と疑心暗鬼になっていた部分が解消されるという、これまでのVTA経由デビューに関する問題点を解決しています*5

ここで上げたのはあくまで可能性なわけですが、次回デビュー時に元VTA生が含まれていた場合、これらの疑問に決着がつくのだとすると怖いような気もします。

 

まとめ

  • 非VTA生のデビューまでの経緯が謎
  • アーカイブ削除~デビューまでがしんどい

謎の組織VTAは謎がいっぱいな上、ぶっちゃけファンでいるとしんどいことが多い構造になっている気がします*6が、
それでも若人がやりたいものを目指している姿はまぶしくもあり、後単純に30分間隔で趣向を凝らした配信をいくつも見れるというのはファンという立場を離れた視聴者としても面白く、やめられねぇんだな。

*1:言及箇所

*2:該当ツイート1、該当ツイート2

*3:該当ツイート

*4:VTA二期生蕨ライカは鏑木・倉持と同じく10/24にアーカイブ削除したものの、現在まで約9か月音沙汰なし

*5:私事ですが、鏑木ろこさんがアーカイブ削除して1か月デビュー告知出なくなったあたりで本当に体調を崩してVTAの配信も追えなくなったりしたので、デビューしないならしないでさっさとケリをつけてもらった方が良いと思う

*6:ぶっちゃけ最近の新規参入企業でやってる人気あった人だけ活動継続するタイプのものと一緒ではある