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「赤ちゃん扱い」してくるのは「母親面」ではないのでは?という話

つい先日「赤ちゃん扱いしてくるファン辛い本当に」というはてな匿名ダイアリーが投稿されていて、私はSNSの方でその記事を見かけました。

anond.hatelabo.jp

該当記事では筆者はeスポーツ選手ということで、通常の男性配信者っぽいのですが、こういった話題になると想起されるのは(実際記事中でも言及されていますが)、
2022年11月30日ににじさんじから卒業したアクシア・クローネさん。
この卒業・引退の原因になったとされ、本人が投稿した最後のメッセージにもあったのが「母親面をするファン」というワード。
上記の記事にも「母親面」と呼ばれる人がどういったタイプの存在なのか、それがどう男性配信者のモチベーションを低下させるのかについて書いてあるので、
男女問わず配信者を推す人々は是非見て、「自分はそうなってないか?」と顧みてほしいとこです(もちろん自分も含め)。

なんですが、アクシアさんの引退のときも同様のワードが話題になったものの、上記のeスポーツ選手曰く「減ってない」という話。
じゃあどうしたら減るのか?ということを考えた時にふと思いついたのが表題のように「”母親面”という呼び方以外の蔑称があった方が良いのでは?」というもの。
というわけで今回は一部迷惑視聴者に関する新たな蔑称について考えます。

 

なぜ人は「母親面」するのか

蔑称とはいえ適当にひどい名前を付けるのも変なので、その特徴を言い当てるものを探したい。
のでなぜ該当の人々が「母親面」と呼ばれる行動をするのかについて考えたんですが、参考としたのは男性の厄介視聴者として呼称される「おじさん」。
これらに共通する特徴を考えると「対象に異性として性的好意を抱く」そして「彼氏・彼女と呼ばれる距離感からではなく、少し距離を置く」というもの。
相手への性的好意を直接的に表現することや、恋愛関係を求めることに関して世間一般に忌避される行為として認識がされたからこそ、その好意の表現を遠回しにするようになった、と考えられます。

こう言った行為が嫌われる理由については、一般に言われる「自身にとって異性としての好意の対象でない存在から性的な好意を向けられることへの忌避感」が元になっているのかな、とは思います。
そういった「自分の性的好意の対象ではない」が「性的好意を向けてくる」相手の表現として男性の場合は「おじさん」、女性の場合は「母親」がワードとして使われているわけです。
この辺のワードチョイスについては性差が表れている感じですね、男性にとって母親ってそれぐらい性的対象にならないもんなんですよ。

「母親面」ではない蔑称を探そう

ここまではなぜ現在おじさん・母親のワードが使われているのか?についての私の見解ですが、ここで問題提起したいのは「厄介ファンの呼称として”母親”はイメージが良すぎる」という話です。
男性厄介ファンの呼称であるおじさんについては、割と昨今世間一般で蔑称として定着した感があるのですが、
今の世の中「母親」という存在そのものにマイナスイメージをつけるのはほぼ無理でしょう。
だからこそ「お前は母親面ファンだ」と言われたとしても、厄介ファンにダメージがないわけです。
これが「母親面ファンが減らない」と言われる遠因なんじゃないでしょうか?
蔑称っていうのは相手が嫌がる名前でないと効果がないわけです。

なので個人的な提案としては男性厄介ファンと同列に「おばさん」という蔑称、またはそれを改造したものを使ってはどうか、と思います。
実際、本当の養育をしないで母親面”だけ”するっていう特性を考えると親戚のおばさんとかやりそうだな・・・という感じはするので割と的確な呼称なんじゃないかと思います。
こういう議論が高まって適切な蔑称とそれによる抑止力が生まれるといいなぁと思う次第です。

あとは勿論、見る側もおじさん・おばさん(仮)にならないよう気を付けていきましょう。