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デッドプール2:感想

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というわけでデッドプール2を見てきました!
本ブログの映画関連記事としてははじめての最新映画ですが簡単な感想をば書いて行こうと思います。
勿論ネタバレありですのでまだ見ていない方はブラウザバックして、見てからまた戻ってきてください。

アベンジャーズ・インフィニティウォー未見でも楽しめる

デッドプールは上の予告編でも分かるようにMARVELスタジオ作成の映画。
マーベルと言うと同じく有名な作品群としてアベンジャーズシリーズ、特に最新作インフィニティウォーなんかが思い浮かぶと思います。
そういう事情があってかネット上で「インフィニティウォー見てなくても大丈夫か?」というような声が散見されたりもしましたが、
結論から言うと全然大丈夫です

というかむしろLOGAN見てないほうがヤバイ、なにせ開始数分でオチのネタバレをぶち込んでくる
というのもデッドプールの原作はアベンジャーズたちと同じMARVELなんですが、所謂アベンジャーズシリーズの作品ではなく、日本でも人気を博していたX-MENシリーズに含まれる作品なんですよね。
WikipediaをみてもX-MENシリーズ第11作目とある、だからと言ってお話的に他のX-MENシリーズとあんまりつながりがあるわけでもないんですけどね。

簡単に言うとデッドプールX-MENのメンバーと旧知であり、前作でも共闘する仲だったのでX-MENのキャラクターが何人か登場したり、X-MENの舞台になった建物が出てきたりするんですよね。
とはいえ正式にX-MENに加入したわけでもなく、勧誘されるもののそれを嫌って一匹狼を貫く孤高のヒーロー、というとカッコいいけど割りと容赦なく一般人を○したりしてるからヒーロー然と出来ないキャラクターなんですよね。

『スーパーヒーロー・コメディ映画』てかかれるけど割りとスーパーヒーローしてる

というわけで一人で闘うデッドプールは壊滅しそこねた敵グループに自宅を襲撃されて最愛の彼女・ヴァネッサを失う、というシーンがストーリーの核心。
基本的にはお茶らけてて常にメタい台詞や趣味の悪いギャグを連発するデッドプールでもことヴァネッサのことに関しては本当に悔やんでいる様子が本作では描かれます、まぁ合間合間にふざけたおすんですけど。
そのなかでケーブルというキャラクターに狙われる一人のミュータントの少年・ラッセルを守ることで「ヴァネッサを守れなかったこと」への贖罪を果たそうとするデッドプールがなかなからしくなくてカッコいい部分はあるんですよね。

結果としてお話のスケール自体は、昨今のスーパーヒーロー映画と比較してかなり小さい一方でデッドプールと言うキャラクターの複雑な一面を描ききった作品だと思います。
また一方でアクション面は流石のマーベルスタジオ、R-15ということでかなりエグイシーンは多いですがそこはそこで痛快ですらあります。

パロディ映画としてはハードルが高い

その一方で作品の3割ぐらいの容積を占めるX-MENシリーズに限らない映画関係のパロディ要素はかなりマニアックな印象で、そういう意味では初心者は楽しめない、というかかなりの上級者しか100%は楽しめないつくりになってるかなぁって気はしました。
オマージュは「知っているとより楽しい」、パロディは「知っていないと面白くない」という比較が言われますけどそういう部分がパロディ映画の難しいところですかね。

とはいえ上で述べたようにそういったパロディを除いたギャグ、アクション、ストーリー、勿論キャラクターは所見でも十分に楽しめるもの。
是非皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。